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メーカーさんに訊く!アルミ屋根カーポートのメリット/デメリット詳しく教えて!【LIXIL編】

現在、タクミテーブルでは期間限定でLIXILのカーポートSCの半額キャンペーンを行っています。

これはタクミテーブルが愛知県の中でもカーポートSCの売上実績がトップクラスということで、『カーポートSCに強いエクステリア工事会社』としてもっと皆さんに知っていただこうという目的もあります。

ここ数年、カーポートSCの人気は本当にとどまるところを知らない勢いです。

人気に火がついたのは、カーポートSCを設置した方々がSNSで画像を発信し、「このカーポート何?!かっこいい!」とじわじわと広がっていった背景があります。

カーポートSCが出てくる前のカーポートといえば、「ポリカーボネート」か「セッパン」の2択が主流でした。

ポリカーボネート
セッパン

確かにどちらもそれぞれに長所はありますが、見た目がもう少しオシャレなら……という課題がありました。カーポートに限らず、エクステリアは機能性はもちろんですが、外観も非常に重要ポイントです。そこを「もっとかっこいいカーポート、作ろうよ!」と乗り出したのがLIXILさんでした。

そしてこのカーポートSCの大ヒットを皮切りに、他社メーカーも続々とアルミ屋根カーポートを開発・販売に乗り出したという経緯です。

ポリカやセッパンに比べて高価格帯となるアルミ屋根カーポートは、発売当初「お金持ちが選ぶもの」という印象でしたが、「家は一生モノだし、やっぱり妥協したくない!」という考えの人が増え、年々売り上げ台数が右肩上がりになっています。

そこで、「アルミ屋根カーポートが希望だけど、やっぱり高いし、買ってから後悔したくない」と悩んでいる方のために、アルミ屋根カーポートを販売している主要メーカー3社に「本音インタビュー」をさせていただきました!

そのトップバッターに相応しいのはやっぱりLIXILさんです。

カーポートSCに関する裏話や今後の展望、さらには「個人的に好きな自社商品」も訊いてみました!

カーポートSC開発秘話「最強の素うどんを作りたい」

LIXILの名古屋ショールーム
カーポートSCはもちろん、カーポート各種の実物が見られます

ひとことで言えば、「カーポートの概念を覆そうよ!」でしょうか。

開発に乗り出したのは今から10年前くらいで、ポリカは手頃な価格で多くの消費者様が買いやすいし、セッパンは頑丈で雪国なんかでも安心というメリットはありますが、でもどちらもやっぱり「駐車場の屋根」というだけのもので。オシャレ要素はほとんど無かったんですね。

で、「オシャレな屋根って何?」ってことになって、「結局、無駄を全部そぎ落としたデザインじゃない?」という結論になったんです。LIXILのデザインセンター内で「最強の素うどんを目指そうよ!」って(笑)

そうです(笑) 出汁と麵だけ。でも結局これがいちばん美味しくない?という意味ですね(笑)

今まで雨どいは外から見えていたのが当たり前でしたけど、雨どいなんて見えないほうが絶対いいよねとか、ビスとかネジだって見えないほうが絶対に綺麗ですし。天井の厚みだって、厚いよりは絶対に薄いほうがいいに決まってる。ダウンライトを埋めるフチ部分とかも、「もっと細く!もっと見えないようにして!」とか、かなりこだわってますね。

あ、そうですそうです!ミニマリストっていうんですかね。とにかくそぎ落とす。でも機能性は落としちゃダメ。ここのせめぎ合いがなかなか大変でした。雨水の水はけを良くするためには本当は部品を増やしたいけど、部品を増やしたら継ぎ目が見えてしまうので増やしたくない、とか。「そぎ落とす」がキーワードでした。

実はこんな魅力もあるんです!カーポートSCのスゴいところ

SCについてじっくり説明してくださるLIXIL担当者様となぜか不敵な笑みを送る弊社社長

ぜひアピールさせてください!!エンドユーザー様にとっては「あんまり関係ない」と思われてしまうかもしれないんですが、実はとても関係のあるメリットがあるんです!

カーポートSCのすごいところは、組み立てる際の工程がとてもシンプルということです。「いや、だから消費者には関係ないじゃん」と思わないでください!(笑) 工程が少なくてシンプルということは、工期が短くできるということです。

そうです!コストダウンになるんです!そして、建て方がシンプルで簡単ということは、完成度が職人さんの腕に左右されないということです。エンドユーザー様はあまりピンと来にくいかもしれませんが、外構工事って実は職人さんの腕の良し悪しに結構左右されてしまう部分があります。

コンクリートの仕上げなども職人さんの腕が如実に表れるところですよね。

工程が少なくてシンプルということは、「誰が建てても同じ仕上がりにもっていける」ということです。特に今は職人さんの高齢化によって人手不足が深刻ですし、まだあまり現場に慣れていない外国人の方も多くいらっしゃいますからね。

工期が短くなって、人件費が減らせて、仕上がりが統一できるのはエンドユーザー様にとって大きなメリットになると自負しています。

SCぶっちゃけデメリット

いつも一生懸命説明してくださる担当者様

「欠点、ありますよ!」とはあまり断言したくない気持ちはありますが(笑)、でも確かにゼロではないです。まずはやっぱり価格ですよね。ポリカーボネートのカーポートと比べると約2倍の価格になります。ただでさえ「外構ってそんなに費用かかるの?!」と驚かれる方が多いのに、駐車場の屋根だけでこの金額か……と唸ってしまうのは当然のことです。これはもうやっぱりしょうがない部分ですね。

LIXILのデザインセンターが総力を上げてこだわりまくったデザイン性の高さがそのような結果に結びついているようで、とても嬉しいですね。

あとは、結露問題というのも課題としてひとつ残っています。地域や季節によって、天井に結露がつくというお声をチラホラ聞いていますので、ここは「伸びしろがまだある」という風に捉えていただけると助かります(汗)。

あとはやっぱりセッパンカーポートと同じように、屋根材が透明ではないので、暗くなるところですかね。特にリビング窓のすぐ前にSCを建ててしまうとどうしても陽が遮られますので、冬などにリビングに暖かい陽射しが入るようにしたい方にはあまりオススメではないように思います。

担当者個人的ラブ商品

マニアックとまでではないですが……SCと同じようにシンプルさが際立っていてオシャレだなと思うのが、照明の美彩(びさい)シリーズですね。ダウンライト、スポットライトなどいろいろな商品展開がありますが、どれも洗練されたデザインでいいなあ、と思っています。

美彩シリーズの照明を使ったエクステリア

そうです!よくぞ言ってくださいました!かつてのエクステリア照明って100Vのものがメインだったんですが、それだと追加で照明を入れたくても、電気工事士の資格がある人じゃないと設置できなかったんです。美彩シリーズは12Vなのでお客様自身でも設置できるほどの安全性があるところも長所ですね。

プラスGというシリーズの、Gスクリーンの縦格子が好きですね。目隠しのために設置する目的が多いですが、目隠しって外部からの視線を遮るためなので、あまりに高さのある目隠しを設置すると圧迫感がすごくて、目線部分だけを遮る高さの横格子のタイプを選ぶ方が多いんです。でももし条件が合うならば、縦格子もとてもオススメです。縦格子は目隠し機能も高いですし、オシャレ感がグッと高まって好きですね。

和にも洋にもしっくり馴染み、高級感が高まるGスクリーン縦格子

STAFF
デザイナー/1級エクステリアプランナー/二級建築士
加納拓

「お庭からはじまる家づくり」を推奨し、建築視点でアドバイスを行います。 エクステリアの業界誌で約5年間コラムを掲載するなど、エクステリア業界の地位向上を目指した活動も行っています。

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