門扉はお子様にも役立ちます!見た目ではなく、実用性から選ぶことが重要です!
少し暖かくなったと思ったら、寒の戻りがあったりと、なかなか季候が安定しないですね。
体調を崩さないように注意が必要です。
今年はインフルの患者さんが激減しているそうです。
コロナの対策が図らずしてインフル予防の方法と同じなために感染者が例年よりも少ないそうです。
わが子はコロナが流行る前にインフルにかかってしまったので、貴重な感染者数の中に加わってしまいましたが(;^ω^)
外出も自粛ムードですが、外の空気を吸うのはストレス解消にもなりますし、太陽光を浴びることは体にも良いので、予防もしつつ上手に気分転換してくださいね!!
さて、今回のテーマは「門扉をつける防犯上のメリット」です。
最近は敷地が狭い住宅も増えてきましたので、門扉を設置している住宅は減ってきたように思いますが、門扉を上手に使って防犯に役立てることもできます。
今回は門扉設置のメリットについてご紹介したいと思います。
オープン外構とクローズド外構
まず、門扉のお話をする前に、オープン外構とクローズド外構についてお話をしたいと思います。
最近門扉の設置が減った原因としてオープン外構の住宅が増えたことがひとつあげられます。敷地が狭い住宅が増えてきたことにも繋がりますが、解放感や限られたスペースを活用するという目的でオープン外構は現代の流行りでもあります。
オープン外構に対して、クローズド外構とは自分の敷地と他の土地を完全に隔てた状態のお庭になります。門扉や塀・フェンスなどで仕切られ、お庭と外部との境界がはっきりしているものをクローズド外構と言います。(駐車場だけは外に設置されている住宅もあります)
今回は門扉のお話になるので、クローズド外構のお庭を想像していただけると理解が早いかなと思います。
それでは、本題に入りましょう。
門扉設置のメリットについてお話します。
プライバシー保護
おそらくクローズド外構を選択される方のほとんどが希望することではないでしょうか。
外界から隔絶されますので、家族だけの空間を作り出すことができますし、プライバシーを守ることにも役立ちます。
また、安心して庭で子どもやペットを遊ばせることができます。
道路に飛び出す心配がある年齢の子どもさんがいるご家庭には安心な環境ですね。
玄関に直接たどりつけない
こちらは空き巣対策でもあります。建物から少し距離を置くことで泥棒が入りにくい状況を作り出すことができます。
空き巣対策は「いかに泥棒をあきらめさせるか」が重要になります。
ここでは、玄関に直接たどりつけなくする、ということで建物に近づく前のワンクッションを作り、空き巣に仕事をさせないという状況を作り出すことができます。
外部との境界線をはっきりさせることができる
これは私が私生活で感じていることですが、我が家はオープン外構なので道路から敷地内に簡単に入ることができます。
ですので、近所の子供が遊んでいるボールが庭に飛んできたり、たまにかくれんぼの延長で我が家の駐車場で車の陰に隠れていたりすることがあります。
知っている子どもなので車の発進の時など危険がある時は注意しますが、知らない大人だったらと思うとゾッとしますよね。
これは境目が不明瞭なために起こることと言えます。子どもは「敷地境界の杭」とか見ませんから。
しかし、門扉の設置やクローズド外構にすることで間単に解消することができます。
小さな子どもの飛び出し防止
これは何度もヒヤリとしたことがあります。
玄関を出て、鍵を締めている間に道路方向へまっしぐらに走り出す…という小さな子どもがいる家庭ではあるあるだと思います。
そんな「ヒヤリ」を門扉があることで食い止めることができます。
デメリットについて
ここまでメリットについてお話をしてきましたが、デメリットについてもお伝えしようと思います。
先ほど、空き巣について触れましたが、クローズド外構にすることによって、泥棒が「隠れやすい環境」を作り出してしまう場合があります。
門扉設置の際には、「隠れやすい環境」を作らないように注意することが防犯上とても大切になってきます。
ご自身だけでお庭の計画をするのが難しい場合は、外構のプロにも相談することをオススメします。
最後に
門扉の設置はお庭をオープン外構にするか、クローズド外構にするかという計画の大前提の部分になります。
ご家族でどのようにお庭を使いたいのか、近隣との距離感や、防犯とのバランスなども考慮しなければなりません。
一概にオープンが悪い、クローズドが良いということではありませんし、どちらにもメリット、デメリットが存在しますので、お庭づくりを計画される際には、ぜひ一度ご相談ください。