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メーカーさんに訊く!アルミ屋根カーポートのメリット/デメリット詳しく教えて!【三協アルミ編】

前回のメーカーさんインタビュー記事【LIXIL編】では、アルミ製カーポートの先駆者ならではの面白いお話をたくさんいただきました。

タクミテーブルでも10月31日まで「カーポートSC半額キャンペーン」を実施中ですが、アルミ屋根カーポートは高価格帯ながら、そのデザイン性の高さでご希望されるお客様が年々増えてきています。

その人気を受け、LIXILさんの発売に次いで他メーカーさん達もアルミカーポートの開発へ進むこととなります。

今回インタビューをお願いしたのはアルミ製カーポートの2番走者、三協アルミさんです。

三協アルミさんのカーポートといえば、ポリカーボネートの「スカイリード」が有名です。

スカイリードの実物。ショールームに行くとポリカ屋根の実際の明るさなどが体感できます!哀愁?漂う弊社社長の背中を添えて。

また、今までになかった「ブラックポリカ」という透過性の無い真っ黒なパネルを使用したクールなデザインのポリカ屋根があることも特徴です。

低価格のポリカ製でありながらスタイリッシュな印象になるブラックポリカは、特に男性のお客様から支持を得ています。

そんな三協アルミさんが満を持して発売したアルミ屋根カーポート、『FⅡ』。

今回は、アルミ屋根のカーポートの開発にチャレンジした理由や、「これはFⅡならでは!」「三協アルミ、ここが面白いぞ!」というポイントをたくさんうかがってみました!

FⅡは付加価値で勝負!他社商品には無い強み

長久手にあるショールームにてお話をうかがいました
(左からタクミテーブル加納、卸商社の石原様、三協アルミ寺田様)

まぁ簡単に言えばそうですね(笑)。LIXILさんのカーポートSCの発売が2017年で、三協アルミが2023年になります。「6年もあとに?!」と思われるかもしれませんが、構想自体はもっとずいぶん前から出ていたんです。でもとにかく私たちもゼロベースからのスタートですので、特許関係のことだったり、価格調整のことだったりで、なかなか難航しましたね~。

いや~ほんとにそうですよね~(笑)。もう単純に、「これ以上は下げられない」という理由です。かなりギリギリです!「価格ではなく、他の強みで勝ちに行こう!」というところでしょうか。

まずは「水平」ですね。FⅡといえば水平、と言ってもいいくらいです。アルミ屋根カーポートに限らず、カーポートは「屋根に落ちた雨水をどこに集めて流すか」というポイントが非常に重要です。LIXILさんのSCは正面から見て右側や左側に雨水を集めますので、正面から見ると傾斜が確認できます。FⅡは左右ではなく前後に勾配をつけたので、正面は完全な水平ラインになっています。

これは意外とこだわる方が多くて、建物との一体感や調和が出て、アルミ屋根のデザイン性をより一層高めています。

そうなんです。天井が広く見えることで奥行きを感じるので、もし建物側に雨水を排水できるなら、そのような設置方法もおすすめですね。

ガーデンフェアのレポブログでFⅡについて以前もご紹介したことがありますので、よろしければこちらもどうぞ

あとは、目隠しパネル(サイドスクリーン)の商品展開が豊富ということも強みですね。タクミテーブルさんでも採用していただいた実績がありますよね。

施工事例詳細はこちら

このようにシェルフとして使えます

他にも、EV車にお乗りの方には充電ステーションになっているサイドスクリーンもあります。「駐車場の屋根」という用途を超えた付加価値があるのがFⅡの強みですね。

そして機能面でもうひとつ、自慢ポイントがあります!3台用のものは、他メーカーさんだと6本の柱で支えている商品もありますが、FⅡは4本で支えることに成功しています。ここは三協アルミの技術力がしっかり生かされている部分だと思いますね。

柱が少ないということは駐車する際に邪魔にならない、スペースに余裕が生まれる、停めやすいということになりますので、とても大きな利点です。

そうです!正面から見た時に少しでも柱を細く見せたいということで、そのあたりもしっかり計算しております。

アルミ屋根カーポートは発展途上中!今後への期待

はい、正直にお答えします(笑)。

まずは、「雨どい」ですね。LIXILさんのSCは雨どいがすっかり隠れていて、「ここを雨水が通っていきます」と言われなければ分からない作りになってるんですが、FⅡは少しだけ雨どいが見えています…。

やはりアルミ屋根カーポートのいちばんの特色って「シンプルイズベスト」だと思うんです。消費者様の中には「この雨どいが気になる」と仰る方もいらっしゃいます。

そうですよね(笑)。でも逆に言えば、ここは機能性を重視した、と捉えていただけると嬉しいです(笑)。近年のゲリラ豪雨のことなども鑑みて、雨漏りせず、確実に雨どいに水を集めて排水するためには、この補助どいが必要でした。

ちょうどLIXILさんの話が出たので、あとは屋根材の厚みでしょうか。LIXILさんのSCは屋根材の厚みが40ミリ、FⅡは2台用は65ミリです。たった25ミリではありますが、ここも先ほどの「徹底的に削ぎ落とす」という観点からすると、「薄ければ薄いほどいい」ということになります。

先に仰っていただいてありがとうございます(笑)。まさに、です。やっぱり機能性に不安が残るまま商品化はできませんので、当社はこの厚みがベスト、という結論になりました。

あとは、屋根材のカラーバリエーションももう少し増やせるといいなと思っています。現段階ではベーシックカラー3色、木調3色の展開になっていますが、今年くらいからグレーが流行していますので、意識していきたいと思います。

「技術力・独創性の三協アルミ」だからこその視点

もちろんショールームには実物が。スタジアムのような圧巻の天井!

なかなかインパクトありますよね(笑)。カーポートだってこだわりたい!という方からの支持をいただいてます。単価が高いので売り上げ台数としては上位ではないですが、でも三協の全商品の中で見ても、やっぱりカーポートとフェンスの売り上げがほとんどを占めていますね。

えーと、1位はもうダントツでスカイリードです。その次にG1-R、そしてユースタイル、と続きますね。

特にアゼストはビジュアル的にFⅡに近いものがありますので、これからFⅡがどんどん上位に食い込んでくるんじゃないかなと予想しています。

ちょっと地味かもしれないんですが、「これはなかなか使い勝手がいいなあ」と思っているのは、マルチストッカーですね。

いま、業界全体的に宅配ボックスの需要がどんどん上がっていますが、「宅配ボックスじゃ小さい、かといって倉庫じゃ大きすぎる」という方が意外に多いんですね。その中間になるこの大きさがちょうどよくて、もちろん置き配の指定場所にしてもいいですし、キャンプ用品やガーデニンググッズなど、趣味グッズの収納場所としてもなかなかちょうどいい大きさになっています。

※タクミテーブルブログでもヨドコウ×Colemanのストッカーを紹介しました

愛知県民は「意識高い系」

ズバリ、「外構にお金をかける」ですね。他の県にもいろいろと在籍してきましたが、愛知県の方々は外構費用のご予算が高いです!「土地が広いから」とかではなくて、「家の見た目もちゃんとこだわりたい」という意識が高いように思います。

そうですね。やっぱり「車は1人1台」という文化もあるでしょうし、「かっこいいカーポートにすれば車ももっとかっこよく見える」とお考えになってるように感じます。美意識が高いというんでしょうか。

なので、FⅡの売り上げも愛知県はかなり上位です。「車が野ざらしにならなければなんでもいい」のではなく、ちゃんとカーポートやフェンスも「住まいの一部」として考えていらっしゃる方が多いので、やっぱり「意識高い系」ですね(笑)

STAFF
デザイナー/1級エクステリアプランナー/二級建築士
加納拓

「お庭からはじまる家づくり」を推奨し、建築視点でアドバイスを行います。 エクステリアの業界誌で約5年間コラムを掲載するなど、エクステリア業界の地位向上を目指した活動も行っています。

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