エクステリアでは、ガーデニングのことを「植栽」と言います。
植栽は「木や花があって綺麗」というだけではなく、お住まいのテイストや形状に合わせた植物の色・高さなど、機能面でもエクステリアにおいてとても重要な部分になります。
タクミテーブルでは、お住まいの快適性・デザイン性をワンランクアップできる、しっかり計算された植栽計画をご提案いたします。
「お花が好きだし、せっかくのマイホームだから自分で植えたり作ったりしてみたいんだけど…」という方も多くいらっしゃると思います。その際の注意点やメリット・デメリットなどもあわせて、詳しくご説明します。
DIYしても大丈夫なの?
エクステリア工事の中でも、植栽部分というのは割とDIYしやすい箇所です。
お花が好きで、ある程度の知識を持っている方なら自分で一から種をまいて育てて…というのも、家を建てる際の大きな楽しみのひとつですよね。
今はホームセンターなどでいろいろな種類のお花や種などが手に入りますし、植栽を囲ったり飾ったりする柵、煉瓦、タイルなども安く購入できます。
ご家族で一緒に植えた木や花が育っていく様子を見守るのは思い出にもなりますし、自分で作った植栽なら可愛さもひとしお…というものです。
ですので、「植栽は自分で好きに作ってみます!」という選択も、大いにアリだと思います!
ただ、あまり深い知識なくDIYしてしまうと、後悔に繋がってしまうこともあります。
例えば、こんなこと。
- 思いのほか成長してしまってお手入れが億劫になり、荒れ放題に…
- こんなに虫がつく植物だと思わなかった…
- 葉や花びら、実が落ちて地面にシミがついて落ちなくなってしまった…
- 実を食べに鳥がたくさん来て、フン害がすごい…
- 自分で積み上げた煉瓦や設置した柵などが強風で倒れ、飛ばされ、自家用車やお隣さんの家を傷付けてしまった…
- 土や肥料が悪かったのか、木や花がどんどん枯れてしまった…
こういう事態になってしまうと、「やっぱりプロにお願いしておけば…」と思ってしまいますよね。
充分な知識や経験がおありでしたらDIYを楽しんでいただくのはもちろん問題ありません。
しかし、そうでない場合には、私たちプロにご相談いただければきっとご満足いただける植栽計画をご提案することができます。
ガーデニングをプロに依頼するメリット3つ
ではここで、「プロにお願いして良かった!」と思っていただける、具体的な3つのメリットを挙げてみます。
①定期的なメンテナンスや保証がついてくる
病気になって枯れてしまった、虫が大量発生してしまったなどのトラブルの際に、施工したエクステリア工事会社がメンテナンスにうかがい、状態を見るという植栽保証が1年間つく、というのが一般的なものです。
植栽保証というのは四季を通して状態を見守るので、基本的にはどこのエクステリア工事会社も保証期間は1年間になります。
タクミテーブルでは、1年以上経過してからも、いつでもご相談をお受けしております。
「剪定してほしい」「枯れてしまった部分があるので原因を見てほしい」など、弊社が施工させていただいたお客様には、いつでも無償でおうかがいし、メンテナンスを行います。
植物は生き物ですので、いろいろな条件が重なって思い通りに育たないこともありますが、私たちの持っている知識や経験でお手伝いできることはなんでもさせていただきます。
②大きな木を植えることができる
おすすめのエクステリアプランの中に、「シンボルツリー」というアイテムがあります。
門柱付近やリビングの窓付近に大きな木を1本植えることで、玄関や窓の目隠しをしつつ、お住まいのデザイン性を高める効果があります。
例えばこちらのエクステリアで、木がある場合と無い場合だと、かなり印象が違って見えます。
木が無いと無機質で少し寂しい雰囲気になることが分かると思います。
このように、シンボルツリーはデザイン性も出しつつ、日陰や目隠しを作る機能性も備えた、優れたアイテムと言えます。
しかし、シンボルツリーになるような大きな木は、さすがにDIYで植えるにはかなり大変です。
木の種類によっては根が張りすぎるものもあり、「家が和モダンだから、竹垣なんて素敵だな」と思って竹を植えてしまうと、庭の範囲を越えるほどに根が広がります。
「庭に桜を植えたら、お花見ができる!」と思われる方も多くいらっしゃいますが、桜の根もかなり広がるので注意が必要ですし、毛虫も多く発生します。
植えてしまってから「やっぱり抜きたい」「違う木を植えたい」となると、結局そこで専門業者を呼ぶ費用や手間が発生する事態に。
専門の知識を持っている私たちにまずご相談いただければ、お客様それぞれのライフスタイルやお好みに合わせたシンボルツリーをご提案できますし、2mを越えるような大きな木でももちろん植えることが可能です。
③家族構成やご趣味に合わせたご提案
一言で「ガーデニング」「植栽計画」と言っても、ただ木や花をバランスよく植えたり、目隠しをするだけではありません。
選ぶ植物やその配置によっては、「おうち時間」がプレミアムになる可能性を秘めています。
お子様を安全に遊ばせられるお庭
「今のご時世、子供だけで公園に行かせるのがちょっと心配…」という保護者様は実はたくさんいらっしゃいます。
また、お庭に出て大人はお酒やおつまみを、お子様はビニールプールで遊ぶ、という「おうち時間」の楽しみ方を知ったファミリーもコロナ禍によって一気に増えました。家庭菜園を作って、お子様と一緒に収穫を楽しむのも素敵ですよね。
「毎週お出かけしたり、旅行することはなかなか難しいから、家で子供との時間を楽しみたい」という方には、芝やウッドデッキ、小さな家庭菜園スペースなどのプランをご提案させていただきます。
趣味を楽しめるお庭
家庭菜園も、今は女性だけでなく男性も趣味にしている方がたくさんいらっしゃいます。自分で種から育てた野菜やハーブなどを収穫し、そのままキッチンで調理、なんてとても素敵ですよね。
他にも、こちらもコロナ時代の到来で一気に広まったキャンプ。以前は専門店に行かないと買えなかったキャンプグッズが、今ではショッピングモールなどで手軽な金額でたくさん売られています。キャンプグッズの進化はとどまるところを知らず、今はテントでサウナができたりも!
小さな流し台を設置して料理をしやすくしたり、ハンモックを設置できるような木を植えるなど、ご趣味に合わせたお庭をプランニングいたします。
ご高齢のご家族が外に出るきっかけを作るお庭
近年、「介護エクステリア」というジャンルが確立しはじめています。
ご高齢のご家族を施設にお願いしたくてもなかなか空きが出ず、自宅介護を選ばれる家族が増えていますが、自宅にいるとどうしても部屋に引きこもってテレビを見たり寝てばかりになってしまいがちです。
足腰の筋肉が衰えれば、自力でトイレに行ったりお風呂に入ることも次第に難しくなってしまうため、家でも適度な運動は不可欠となります。
かといって、服を着替えて、毎日近所を散歩して…というのも、「面倒」「しんどい」ゆえに、結局続かなくなってしまいます。
それならば、自分の家の庭に「外に出る理由」を作ってみてはいかがでしょうか。一緒に花を育ててみたり、野菜を作ってみたりして、毎日お手入れをすることを「日課」にすることで、それが自然とリハビリになっていきます。
「何かのお世話をする」ことは認知症の予防にもなりますし、ご高齢のご家族のためにお庭を活用することも、エクステリアの持つ大きな役割のひとつです。
よくある質問
Q.植栽の手入れをできるだけしたくないのですが。
A.木には、常緑樹と落葉樹があります。常緑樹は1年中ずっと葉が茂っている木で、落葉樹は四季によって葉が落ちたり新芽が生えたりする木です。
実や花が成らない常緑樹でしたら葉っぱもあまり落ちませんし、実や花を目当てに虫や鳥が集まってくることもあまりありませんので、育てやすい常緑樹をご提案させていただきます。
例:シマトネリコ、オリーブ、シラカシ、ソヨゴ
Q.手入れ方法も教えてくれますか?
A.植栽保証の中にメンテナンスも入っておりますので、ご相談いただければいつでも何度でもお手入れ方法をお伝えいたします。
Q.植栽を自分でDIYしたい場合、アドバイスくらいはもらえますか?
A.DIYを選択されてご自身で植栽を行われた場合でも、何かご不明点をご質問いただければ、私たちの持っている知識の範囲でしたら無料でアドバイスさせていただきます。