エクステリア&ガーデンフェア(E&G)レポ、ラスト回になります!
前々回はカーポート編、前回は宅配ボックス編とお送りしました。どちらの分野も商品の進化は日進月歩、機能性もデザイン性もどんどんグレードアップしていましたね。
さてレポのラストとなる今回は、「宅配ボックス付機能門柱」編です。
門柱って、そもそもナニ?
「機能門柱ってナニ?」という疑問を持つ方も少なくないと思いますので、はじめに少し説明を。
まず、「門柱」とは?画像でご説明すると、こちらになります。
インターホン、ポスト、表札などを備えた壁のことですね。
機能門柱って、そもそもナニ?
では、「機能門柱」とは?
上の画像のような壁を設置せずに、インターホン、ポスト、表札などをひとつの柱状のものにコンパクトに全部まとめてある商品の名称です。
「門柱を作るスペースや予算が確保しづらい」
「門柱を作らずに、できるだけコンパクトにシンプルに見せたい」
という方に、機能門柱は非常におすすめです。
宅配ボックス付き機能門柱の革命が起きた!オスポール
「機能」というくらいですから、ここに宅配ボックスが備えつけられたタイプも以前から販売されていました。
これでも充分スタイリッシュではありますが、やはり宅配ボックスがつくとなかなかの存在感が出ます。
前回の『宅配ボックス編』でもお伝えしたように、コロナ禍によって宅配の需要が急激に増え、コロナ時代が明けた現在もその流れは定番化しました。それを受けて、エクステリア商品のメーカーは宅配ボックス付機能門柱の開発にも力を入れ続けています。
そんな中、いちはやく革命的な機能門柱を発売したメーカーが、「サンワカンパニー」。これまでの宅配ボックス付き機能門柱のデザインを覆す商品、「オスポール」をリリースしました。
ここに宅配ボックスが収納されているとは思えない、無駄なデザインを一切排除したスタイリッシュなオスポールは、グッドデザイン賞も受賞しました。
この人気を受け、今年からついにLIXILからも追随デザインが発売されました。
徹底比較!サンワカンパニー【オスポール】VS LIXIL【機能門柱FT】
では、「ぜひ我が家にも宅配ボックス付き機能門柱を!」というお客様は、オスポールと機能門柱FT、どちらを選べばいいのでしょうか?ここで徹底比較してみましょう。
大きさ
オスポール→W150×D300×H1500mm
FT→W165×D350×H1500mm
高さ以外はFTのほうが大きいようですね。つまり、ポストや宅配ボックスの収納量が違うということ。
オスポールの宅配ボックス収納サイズ→W204 D135 H376
開口部分
↓オスポール↓
↓LIXIL↓
ご家庭それぞれの生活動線やライフスタイルによってご都合のいいほうを選んでいただくことができますが、宅配をよく利用されるご家庭なら、ポストと宅配ボックスの両方をいっぺんに確認できるLIXILのほうが便利と言えそうですね。
カラーバリエーション
↓オスポール↓
↓LIXIL↓
定価
オスポール→139,800円(税込)(インターホン・表札含まず)
LIXIL→250,800円(税込)(インターホン含む・表札含まず)
LIXILにしか無い機能
◆インターホンの内臓or外付けが選べる
◆宅配ボックスを付けずに、収納ボックスとして使用することが可能
まとめ:追随のLIXIL【機能門柱FT】は多機能でも高価格
細かく見ていくと、かなり様々な部分で2社に違いがあることが分かりましたね。
やはり後発のLIXILのほうが多機能のようですが、そのぶん価格がかなり違いますので、「うちはオスポールで充分」という方もいらっしゃると思います。
生活動線やライフスタイルなど、「打ち合わせ段階の想像と、実際の生活が始まってからでは意外と違っていた」というお客様も意外と少なくありません。
そこは是非、これまでに多くの施工実績のあるタクミテーブルにじっくりご相談ください。
今回ご紹介した3商品、カーポートSCとその後発品、宅配ボックス、宅配ボックス付き機能門柱。お客様のライフスタイルをしっかりヒアリングした上で、おすすめの商品をご提案させていただきます。