
物価、光熱費、電車賃までもがどんどん値上げになり、ため息をつくことが増えました。
値上げに伴って収入も増えていればまだしも、そこは牛歩のような進みですので、「日本はどうなってしまうのだろう」なんて不安も大きくなっていきますよね。
それでも「子供を一軒家でのびのび育てたい」「親から引き継いだ古い家を建て替えたい」という方は多くいらっしゃいますので、家を建てる需要自体は減っていません。しかし、「できるだけコスパのいい家づくりを」という意識が非常に高まっているのは事実です。
かつてはハウスメーカーに紹介されたエクステリア会社にそのまま依頼して…という方がほとんどでしたが、ご自身でエクステリア会社に声をかけて、少しでもコストダウンをしようというお客様がタクミテーブルに多くのご相談を寄せてくださっています。
タクミテーブルのほうも、できるだけコストを下げ、機能性・デザイン性の上がるエクステリアをご提供すべく努めています。
エクステリア商品は主に4月から一斉に値上げ

止まらない値上げラッシュに、エクステリア業界も無関係ではありません。アルミ製品をはじめ、他の商品も次々に値上げがされています。
早いメーカーさんは2月から値上げ、全体的に見るとキリのいい4月に一斉に値上げするようです。
職人さんの人件費、コンクリートなどの材料費も大きな上げ幅で値上がりしていますので、エクステリア商品のみならず、工事費用自体も値上げせざるを得ない状況です。
LIXILの担当営業さんと、エクステリア商品を卸している問屋さんにも少し話を聞いてみました。
LIXIL営業さん談

「実はもっと早い時期から原材料や輸送コストの値上げは始まっていました。しかし、先を見据えると『きっとこれからまだ上がっていくだろう』という見通しだったので、LIXILとしては踏ん張れるところまで踏ん張っていました。何度も何度もこまめに値上げすることは避けたかったですからね。たぶんLIXILだけじゃなくて他のメーカーさんも同じだと思います。
で、ついに『もう無理だ』という限界点に達し、2025年を境に一斉に値上げが始まった感じです。
それでも、まだ踏ん張っていく商品をたくさん残しました。
カーポートSCは今やLIXILの代表商品のようになってくれていますので、せっかくお客様にご支持いただいているのに「値上げします」は言いたくありませんでした。
それでも、『今後もSCは一切値上げしません!』とは断言できないので、SCをご希望されるお客様がいらっしゃいましたら、やはり早めの着工をおすすめします。
一方で、逆に値下げをした商品もあります。そこでお客様や問屋さん、工事会社様には帳尻を合わせてもらって、LIXILと共にこのインフレ時代を一緒に乗り越えてくださったらな、という思いですね」
エクステリア商品の問屋さん談

「LIXILさん以外ももちろん各社一斉に値上げします。LIXILさんは価格据え置きアイテムも多いですし、値下げしてくださっている商品もあるほどですが、他社さんでは値上げ商品が圧倒的に多いですね。2月からもう始まっています。
個人的な見解ですと、エクステリア商品よりもセメントやコンクリートの値上げがいちばんイタイんじゃないかなと思いますね。コロナ禍に『ウッドショック』というものがあって木材不足にだいぶ振り回されましたが、この値上げラッシュはそれと同じくらい大きい波が来ている感覚です。
職人さんの人件費も上がってますし、商品の値上げも含めてエクステリア工事費用の全体として5年前の2~3割は上がっている肌感です。そしてこれはまだ上がり続けると思います。新築もリフォームも、ご予定がある方はとにかく早めがおすすめかなと思いますね」
ご予算やローンでもお力になれるのがタクミテーブル

LIXILさんと問屋さんの両者に、この値上げラッシュの現状についてお話をうかがいましたが、お2人とも「工事の予定があるなら早めがおすすめ」という結論でした。
駐車場や門柱などの工事で大量のコンクリート、セメントを使うエクステリア工事。問屋さんが仰っていたように、それらの建材・資材の値上がりが最も大きな痛手となりそうです。
タクミテーブルのほうでも、「こんなにあれもこれも値上げされて、とても家なんて建てられない…」とお客様が諦めてしまわないよう、コストカットのコツを追求しております。
また、ローンの面でもハウスメーカー出身ならではの強みがありますので、お力添えできます!
今まさに「値上げ前に!」という駆け込み需要がタクミテーブルにも多く寄せられていますので、値上げがもっと加速されて行く前に、一度タクミテーブルまでご相談ください。