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超高齢化社会の中でエクステリアができること

高齢化社会の中でエクステリアができること

2025年には高齢者の割合が30%を超えると言われている中、エクステリアの一事業者として何ができるのだろうか、日々真剣に考えております。
高齢者の母数が増えれば、高齢者の多様化が必ず起きます。
そのため、庭いじりをして過ごす人だけでなく、自宅や外出先で楽しむ人が増えていく時に、エクステリアが担う役割は2つあると思っています。

1.社会との繋がりを保つこと

2.個人の理想を追求すること

この2つについて、私の意見をお話させてください。

1.社会との繋がりを保つこと

従来のエクステリアでは、社会との関わりを断つ(プライベート空間を確保する)ために施工されるケースも多々有りました。これが悪いことだとは言いませんし、当時の時代の流れに沿っています。しかし、今は元気な高齢者がたくさんいるからこそ、高齢者が積極的に社会と関われるものも評価されて良いはずです。

孫が帰ってきて楽しいお庭。地域の子どもたちが楽しめるお庭。近所の方々が立ち話できるお庭。もしくは、自宅でゆっくりするためのお庭など、様々なニーズが生まれます。

パブリックな空間とプライベートな空間の間にあるお庭。このお庭をどのように“ちょうどよく”施工できるかが、我々の腕の見せ所です。

門柱周りのガーデニング写真

2.個人の理想を追求すること

私の個人的な意見ですが、お施主様がお庭を見て癒やされるものを施工したいと思っております。
例えば、品のある緑を入れたり、数は少なくてもこだわった植栽を入れたり。
木を植えるにしても、壁を作るにしても、そこには必ず理由があります。その理由の隙間に、遊び心を入れたいのです。

実際のお問い合わせで、高齢者のお施主様からウッドデッキを作って欲しいとご要望をいただきました。小さなお子様がいる家庭でしたら、バーベキューなどの利用用途が一般的ですが、今回はお布団を干すためのウッドデッキがほしいとのことでした。

段差を降りるのがつらいため、床の高さと同じウッドデッキがあると日常生活が楽になることが最終的なゴールです。一旦全てお聞きした後に、手すりをつけて使いやすくするご提案を行いました。さらに、わかりやすい設置物だけではなく「屋外に出やすいエクステリア」として、建築士から見た生活しやすい導線設計も組み込みました。ここまで行って初めて、機能美を備えたデザインとなります。

エクステリアの業界は必要な資格がないため、手すりをつけるなどの一般的な発想はどこの業者でもできてしまいます。我々は、その先のデザイン+機能美を追求していきます。そのためには、お施主様のゴールを知って、安全かつコストを抑えたプランが必要になります。

最後に

「社会との繋がりを保つ」と「個人の理想を追求する」ことは相反するようにも思ってしまいますが、大事なのは、「多様化する高齢者のニーズに応える」ことだと考えております。

当社では、従来のエクステリアだけではなく、お施主様の人生観、これまでの経緯、今後のライフプランなどをお聞きし、機能美を含めた本質的なデザインを追求しております。

高齢者社会におけるエクステリアとしては、介護エクステリアについてもご紹介しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。

STAFF
デザイナー/1級エクステリアプランナー/二級建築士
加納拓

「お庭からはじまる家づくり」を推奨し、建築視点でアドバイスを行います。 エクステリアの業界誌で約5年間コラムを掲載するなど、エクステリア業界の地位向上を目指した活動も行なっています。

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