これまでのカーポートのデザイン性を一気に高めた画期的なカーポート。それがLIXILから販売されている【カーポートSC】です。
そのデザイン性の高さゆえ、近年人気がグッと高まっています。
しかし、販売が開始されたのは2017年で、今から6年も前のこと。意外にも当時はそれほど脚光を浴びなかったカーポートSCですが、SNSの浸透とともに「このカーポートにしたい!」と火がつき、広がっていきました。
「#カーポート #おしゃれ」というハッシュタグで検索してみると、カーポートSCの写真がたくさん出てきます。その投稿を見た方が、カーポートSCを施工。また、その投稿を見た方がカーポートSCを施工するというような形で広がり、現在に至っています。
タクミテーブルにもカーポートSCに関するお問い合わせを日々たくさんいただいており、その注目度の高さを実感しています。
スタイリッシュでシンプルなデザインのカーポートSCは、どんなテイストの住宅にもしっくり馴染み、機能性も高いことが魅力です。
では、カーポートSCの特長を改めてご紹介するとともに、デメリットもご紹介したいと思います。
LIXIL カーポートSCのメリット
まずは、カーポートSCの良い機能を詳しくご紹介していきます。
シンプルかつ洗練されたデザイン
まずは、そのデザイン性の高さをご覧ください。
カーポートSCが発売されるまでは、ポリカーボネートという樹脂素材のものと、セッパンというスチール素材を用いたものの2種類がメインで使われていました。
【ポリカーボネート】
ポリカーボネートは多くのお宅で採用されている最もポピュラーなカーポートではありますが、台風や強風で破損する場合があったり、屋根が透明ゆえに鳥のフン・枯葉などが目立つといった難点があります。
↑台風で破損したポリカーボネートのカーポート
【セッパンカーポート】
頑丈なスチール素材でできたセッパンカーポートは、台風や積雪などにも負けない強さがありますが、そのぶん存在感があり、重い屋根を支えるために柱の数も多く、太くなります。
【カーポートSC】
このデザイン性の高さ、いかがでしょうか!
ポリカーボネートやセッパンには無かったオシャレな木目調があったり、柱の数や太さもかなりスッキリしていて、建物に調和していることが分かりますよね。
というのも、カーポートSCは軽いアルミ材を用いて作られているので、柱も細く少なくできて光沢を抑えたマットな質感に仕上げることができています。
「駐車場!」という存在感を出来る限り抑えて建物に馴染みやすく、落ち着きのある空間を演出することができていますね。
SNSでこのような画像が広まり、一気に人気が高まったのも納得です。
徹底的にスタイリッシュ!雨どいを内蔵したカーポート革命
カーポートには、雨どいの設置が必須です。
台風やゲリラ豪雨などの大雨が降った場合、もしカーポートに雨どいがなければ屋根のあらゆる方向から大量の雨水が全方向に流れ、お隣さんの敷地内にドバドバと降り注いでしまうことも。
そのような事態を防ぐために、カーポートには雨どいが必ず設置されています。
とことんデザイン性にこだわったカーポートSCでは、この雨どいも屋根と柱に内蔵して隠しています!
たかが雨どい1本や2本といえども、やっぱり雨どいが無いだけでかなりスタイリッシュに仕上がっているのがお分かりになると思います。
照明の埋め込みが可能
早朝や夜間の車の出入りの際には、もちろん照明が必要です。
これまでのカーポートに照明をつけたい場合は、柱の上部や付近の壁上部にスポットライトのような照明を取り付けるのが主流でした。
そこもやっぱりカーポートSCはデザイン性にこだわります。
カーポートSCの天井部分や梁部分には、ダウンライト、人感センサーライト、ラインライトなど、様々な種類の照明を埋め込むことが可能です。
ダウンライト天井埋め込み
ラインライト
天井に照明を埋め込むことが可能になると、お車を移動させてこのようにテラスの延長として駐車スペースでディナーができるなど、楽しみ方が広がります。
まるでレストランのテラス席のようで、本当にオシャレですよね。
その他のカーポートSCの特徴は以前記事にまとめましたので、ぜひ御覧ください♪
カーポートSCのデメリット
カーポートSCの革命的なデザイン性の高さは充分にご納得いただけたと思いますが、ここからは反対に、カーポートSCのデメリットを挙げてみます。
価格が高い
やはりデザインや機能がしっかりしているがゆえに、他のカーポートに比べて価格が高いということがデメリットの一つとしてあげられます。
ポリカーボネート製カーポートなら、ホームセンターなどで10万円以下で購入できるものもありますが、カーポートSCはその倍以上の価格で販売されている、高級ラインと言えます。
カーポートSCのよくある質問
カーポートSCの施工を検討される際に、よくある質問をまとめました。
Q. アルミ材を使用しているが、熱くなりすぎてしまうことはないでしょうか?
A. アルミ材は熱を吸収しやすい素材になりますが、直射日光によって屋根自体が熱くなって何かに支障が出ることはありませんので、ご安心ください。
Q. 家に光が入らないのでは?
A.光が全く入らないというほどではありませんが、カーポートSCは車内温度の上昇を防ぐために日射隠蔽を重視して作られたカーポートなので、透過性のあるカーポートと比べれば光を遮ることになります。できるだけ住居に光を採り込みたいといった場合は、採光性のあるカーポートを選択されると良いと思います。
Q. 屋根下が熱くなってしまわないか、心配です。
A. 先程の質問と関連しますが、屋根が日光を遮るため、従来のカーポートに比べて熱さを感じにくいと思います。
カーポートSC施工事例
タクミテーブルでは、カーポートSCの施工を行っています。名古屋を始め、愛知県内でカーポートSCの施工問い合わせが非常に増えており、これまでにたくさんの施工を行ってまいりました。
無料でお見積りもいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。